月額IT保守

「対処法はまだありません」と言われた、その先から

メーカーの対処法がまだ無い不具合まで。日常のIT対応を含む月額サービス

運用・保守月額

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最終更新

世の中には、まだ誰も答えを公表していない不具合があります。メーカーが調査中のまま日が過ぎ、サポートに聞いても「続報をお待ちください」としか返ってこない。その間も、業務は止まったままです。

このサービスは、そこから先を引き受けるためにあります。日々の操作の質問や設定の相談も、もちろんお受けします。ただ、月額でお預かりいただく意味が一番はっきり出るのは、どこに聞いても答えが返ってこなかった時です。

答えが無い問題を、どう扱うか

公表された手順が無い以上、手順書を探しても出てきません。当社は次の順で進めます。

  1. 製品側の問題か、その会社の環境の問題かを切り分ける — ここを間違えると、以降の時間がすべて無駄になります。同じ症状が何台に出ているか、いつから出ているかで、見る場所が変わります
  2. 公表されていない情報を、一次情報から突き止める — 提供元の更新履歴、告知の差分、同時期に何が配られたか。解説記事ではなく、提供元が出している原本に当たります
  3. 業務を先に戻す — 正式な修正を待たずに動かせる状態へ戻します。元に戻せる方法だけを使い、戻し方も一緒にお渡しします
  4. 正式な修正が出たら、元の状態へ戻す — 回避策を当てたまま放置すると、別の不具合の原因になります。ここまでが1件です

直近の例(2026年9月) — 表計算ソフトの更新で、コピーと貼り付けが無反応になる不具合が広がりました。提供元が不具合を認めたのは配信の2日後で、この記事を書いている時点でも修正版は出ていません。当社では、どの版から起きているかを提供元の更新履歴から特定し、影響の無い版へ戻す手順を用意して、同じ症状の出ていた台すべてに適用しました。

必ず直せる、とは申し上げません。直せない時は、なぜ直せないのかと、次に取れる手をお示しします。分からないまま放置することはしません。

こんな状態からご相談いただいています

メーカーのサポートに連絡したが、解決しなかった

不具合が製品側にあり、提供元にまだ対処法が無い場合です。この状態は待っていても直りません。回避策を当てて業務を先に戻し、正式な修正が出たら元に戻すのが実務的な進め方になります。

同じ不具合が、複数のパソコンで同時に起きた

1台ずつ壊れたのではなく、全台に同じ更新が自動で入ったことが原因のことが多いです。故障を疑って1台ずつ調べると時間を失います。共通して何が入ったかを先に見ます。

詳しい人が辞めて、社内で誰も分からなくなった

機器の構成や契約先が引き継がれていない状態です。まず一覧にするところから始めます。何が動いているか分かれば、トラブルの大半はその場で切り分けられます。

業者が機器ごとに分かれていて、毎回どこに連絡するか迷う

電話は電話屋、パソコンはパソコン屋、と分かれている状態です。切り分けだけこちらで行い、必要な先へつなぎます。窓口を1つにするために契約を乗り換えていただく必要はありません。

「様子を見てください」と言われたまま、不便を我慢している

再現しない不具合は、その場の対応では終わりません。起きた時の記録を残す仕組みを先に入れると、次に起きた1回で原因まで届きます。

何かあるたびに見積を取るので、費用が読めない

金額が読めないと、相談そのものが後回しになります。月額に含める範囲をあらかじめ決めておくのがこのサービスの目的です。呼ぶかどうかを費用で迷わない状態にします。

日常のご相談も、当然お受けします

難しい案件のためだけの契約ではありません。次のようなご相談は、ご契約の範囲に含まれます。

  • パソコンが遅い、固まる、起動しない
  • インターネットや Wi-Fi がつながらない
  • メールの設定・エラー
  • 印刷まわりの設定
  • 新しい担当者のパソコンの初期設定
  • 「これ、やっていいんだっけ」の確認

「こんなことで呼んでいいのか」と迷う必要はありません。迷って後回しにされる方が、結果として高くつきます。

ITヘルプセンターとの違い

当社には、月額でご相談をお受けするサービスが2つあります。どちらが向いているかは、困りごとの種類で決まります。

ITヘルプセンター 月額IT保守
一次対応をする人 専門のサポート窓口 当社の担当者
得意な領域 提供元に答えがある問題 答えがまだ無い問題
操作の質問・設定の相談 ○ ○
原因不明の不具合の切り分け 別途お見積り 月額に含む
複数台にまたがる対応 別途お見積り 月額に含む
向いている会社 まず聞ける先が欲しい 自社の環境を任せたい

日常の操作の質問が中心であれば、ITヘルプセンター で足ります。原因の分からないトラブルが起きる、あるいは自社の環境をまとめて任せたい場合が、月額IT保守です。

導入する前の判断から一緒にしてほしい、という場合は IT顧問 をご覧ください。

お引き受けする範囲

月額に含まれるもの

  • ご相談の受付と、原因の切り分け
  • 公表された対処法が無い問題の、調査と回避策の適用
  • リモートでの調査・設定変更・復旧の作業
  • メーカー・提供元とのやり取りの代行
  • 同じ不具合が複数台に出た場合の、台数分の対応
  • 契約の対象に含めた機器の、状態の記録

別途お見積りになるもの

  • 現地へうかがう作業
  • 機器・部品の交換、新しい機器の導入や移設
  • 契約の対象に含めていない機器・拠点

対象外

  • メーカー保証や、他社の保守契約の範囲にあるもの(そちらでの対応が有利なため、そのようにご案内します)
  • 会計・税務・法務の判断(顧問税理士・社労士さまの領域です)

回数と範囲の考え方ご相談の回数に制限はありません。作業の範囲は、ご契約時に決めた対象機器・台数・拠点の範囲内です。

原因の分からない不具合については、ご契約の対象台数の範囲内であれば、同じ原因への対応は台数分まで含みます。1件の調査が長びきそうな場合は、経過をご報告して進め方をご相談します。

ご契約の形

環境をうかがったうえで、お引き受けする範囲を決めてからご契約いただきます。最初から全部を含める必要はありません。パソコンとネットワークだけで始めて、後からサーバーや業務システムを加えることもできます。

どの範囲が適切かは、現在の環境をうかがってからご提案します。「今はまだ必要ない」という結論もあります。その時はそうお伝えします。

ご契約の条件

  • 最低のご利用期間 — 3か月です(料金の発生が始まった月から数えます)。その後は、解約のお申し出があるまで1か月ごとに自動で更新します
  • 期間内に解約される場合 — 残りの月数分の月額を申し受けます
  • 解約のお申し出 — 前月末までに 解約のお申し出フォーム からお送りいただければ、当月末での解約となります。フォームから送れない場合は、同じページからメールでお送りいただけます。期限は、フォームを送信した日・メールが届いた日で判断します。お電話・書面では承っておりません
  • 料金の発生 — 月の初日から始まります。月の途中で始める・終える場合も、日割りの計算はありません

初期費用はいただきません。最初の環境の棚卸しも月額に含みます。

進め方

  1. ご相談 — 現在の環境と、困っている点をうかがいます
  2. 現状の確認 — 機器・回線・契約を一覧にします
  3. 範囲のご提案 — 何を月額に含めるか、台数と拠点を決めてご提示します
  4. ご契約・開始 — ご連絡先と、受付の方法を決めます
  5. 継続 — 困った時にご連絡いただきます

料金の考え方

月額 49,800円(税別)からお受けしています。金額は次の4つで決まります。

  • どこまで踏み込むか — 日常の対応までか、原因の分からない不具合の調査まで含むか
  • 対象に含める範囲 — パソコンとネットワークまでか、サーバー・業務システムまで含むか
  • 台数 — 対象となるパソコン・機器の数
  • 拠点数 — 1拠点か、複数の拠点にまたがるか

現地作業・機器の交換は月額に含みません。着手の前に、必ず総額をご提示します。

月額でのご契約をお考えでない場合は、必要な時だけのスポット対応もお受けしています。まずは1件だけ見てほしい、という入口としてお使いください。

ご相談は お問い合わせフォーム からどうぞ。「うちの規模で入る意味があるか」といったご相談で構いません。

この商品のよくあるご質問(2件)

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解決しない場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
内容を確認のうえ、担当よりメールでご案内いたします。

専門用語を使わず、現状の整理からお手伝いします。
今の環境のままが最適であれば、そのまま継続をお勧めします。