# 社長の名前や自社のメールアドレスで、身に覚えのないメールが届きました。どうすればよいですか？

**開かない・返信しない・リンクを押さないまま、社内で共有してください。** 差出人に社長や社員の名前、自社のメールアドレスが表示されていても、本人から届いたとは限りません。差出人の名前とアドレスは、送る側が自由に書き換えられるためです（[IPA「メールの見かけ上の送信元情報を安易に信じないで」](https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2021/mgdayori20210921.html)）。

## よくある2つの手口

### 社長を名乗り、LINE などのグループ作成や送金を指示する

「業務指示」「重要な業務変更」などの件名で、経理や総務の担当者あてに届きます。グループを作って招待用の QR コードを返信するよう求め、その中で口座の残高を聞き出したうえで「至急送金が必要だ」と振り込ませる流れです。警察も「ニセ社長詐欺」として注意を呼びかけています（[警察庁「法人を対象とした詐欺（ニセ社長詐欺）に注意！」](https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/260213/01.html)／[IPA「社長等をかたる詐欺メールに注意！」](https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2025/mgdayori20260312.html)）。

### 「あなたのアカウントから不審な送信があった」と、偽のログイン画面へ誘導する

「セキュリティチーム」や「メール管理者」を名乗り、送信履歴やアクセス履歴の確認を促すリンクを押させます。開いた先はログイン画面に見せかけた偽のページで、入力したメールのパスワードが盗まれます（[JPCERT/CC「Webメールサービスのアカウントを標的としたフィッシングに関する注意喚起」](https://www.jpcert.or.jp/at/2021/at210049.html)）。

## ご自身で確認できること

- **リンクを開いてパスワードを入力していないか** — 入力していた場合は、別のパソコンやスマートフォンから、そのメールアドレスのパスワードをすぐに変更してください。そのアドレスから、ほかの方へ偽のメールが送られるおそれがあります
- **返信・グループへの参加・送金をしていないか** — 口座などの情報を伝えてしまった場合は、すぐに取引先の銀行と警察へご連絡ください
- **振込や振込先の変更を、メールだけで決めていないか** — メールで指示が来ても、電話や対面で本人に確かめてから動く、というルールを社内で決めておくと、この手口はそこで止まります

## 自社のアドレスを名乗られにくくする設定

メールサーバーに「送信ドメイン認証」（SPF・DKIM・DMARC）を設定すると、受け取った側で本物のメールかどうかを判定できるようになり、自社のアドレスを名乗る偽のメールを迷惑メールとして扱わせたり、受け取らせないようにしたりできます。警察庁も事業者に導入を勧めている対策です（[警察庁「フィッシング対策」](https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/phishing.html)）。ただし、**パスワードを盗まれて本物のアカウントから送られたメール**や、自社とは別のアドレスから送られた偽メールは止まりません。上の「ご自身で確認できること」とあわせて行ってください。

サーバーの管理画面での操作そのものは難しくありません。ただし、最初から「受け取らない」設定にすると、転送されたメールなど**本物のメールまで届かなくなる**ことがあります。まずは判定の結果を受け取るだけの設定で様子を見て、問題がないことを確かめてから段階的に強めるのが、推奨されている進め方です（[フィッシング対策協議会「送信ドメイン認証技術「DMARC」の導入状況と必要性について」](https://www.antiphishing.jp/report/wg/cert_explaindoc_20250130.html)）。

## ご相談いただく場合

当社でメールサーバーをお預かりしているお客様は、送信経路の確認から段階的な設定、完了のご報告まで当社でお受けします。進め方と、この対策で防げないことは [XSERVER（ホスティング）のなりすまし対策](https://guide.eco-solu.co.jp/products/xserver-hosting/) にまとめています。**この作業が月額に含まれるかどうかは、ご契約の内容によって異なります。** 着手の前に必ずご案内します。

ご連絡の際は、届いたメールを削除せずに残したまま、[お問い合わせフォーム](https://guide.eco-solu.co.jp/docs/contact/) から件名と届いた日時をお知らせください。

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出典: https://guide.eco-solu.co.jp/faq/283-spoofed-ceo-email/（最終更新 2026-09-15）
